競艇用語集
出走表や実況で出てくる言葉を、レースの流れに沿って並べました。 上から順に読むと、1レースが始まって終わるまでの用語がひととおり分かります。
スタートまで
レース開始時、艇庫(ピット)から水面へ出る動きのこと。 ここでの出遅れがそのまま進入コースの取り合いに影響します。
スタート時に実際に何番目の位置から走るか。 枠番(艇番)とは別物です。通常は1号艇が1コースに入りますが、 外の艇が内を奪う「前づけ」が起きると枠番と進入がずれます。 当サイトの統計はすべて枠番ではなく進入コースで集計しています。
スタートまでの間、各艇が位置取りをする時間帯。 ここで進入隊形が決まります。
スタートの基準になる時計。針が0を指した瞬間から1秒間が 正規のスタート時間で、この間にスタートラインを通過する必要があります。
大時計が0を指してからスタートラインを通過するまでの秒数。 0.15なら0.15秒遅れて通過したという意味で、小さいほど速い。 当サイトの平均STはフライングを除いた平均です。
0を指す前にスタートラインを通過してしまうこと。 その艇は失格になり、その艇の舟券は返還されます。 選手には一定期間の出場停止(フライング休み)が科されます。
正規のスタート時間内にスタートラインを通過できないこと。 こちらも失格で、舟券は返還されます。
レース前に行う試走。実際の進入隊形やスタートの傾向を見せる 「スタート展示」と、一定区間のタイムを計る「展示タイム」があります。 直前情報として重視されます。
ターンと決まり手
水面に浮かぶ折り返し地点の目印。 スタート後に最初に回る「第1ターンマーク」で勝負のほとんどが決まります。
1コースの艇がそのまま先頭で第1ターンマークを回り、押し切って勝つ形。 最も多い決まり手です。割合は決まり手のページに掲載しています。
先に回った艇の内側を突いて抜き去る形。 外の艇が大きく回ってできた隙間を突きます。
外側から一気に回り込み、内の艇をまとめて外へ張り出させる形。 決まると内の艇が総崩れになるため、高配当につながりやすい決まり手です。
まくりに行くと見せて内へ切り込み、差して抜く形。 外のコースからでも決まることがあります。
第1ターンマークで先頭に立てなかった艇が、 直線や2周目以降で抜き去る形。
前を走っていた艇が転覆・失格などで消え、 繰り上がって1着になる形。件数はごくわずかです。
選手
成績に応じた4段階の格付けで、A1が最上位。 勝率・複勝率・事故率などをもとに半年ごとに見直されます。 同じコースでも級別で信頼度が変わります。
同じメンバーで行われる数日間の開催のまとまり。 初日から予選、準優勝戦、優勝戦へと進みます。
節の進行段階。予選の成績上位者が準優勝戦へ、 そこから勝ち上がった6人が最終日の優勝戦を走ります。 後半になるほど実力上位者が集まります。
モーター・ボート
選手が持ち込むのではなく、競艇場が用意したものを 節ごとの抽選で割り当てます。個体差があるため、 「良いモーターを引いたかどうか」が成績に影響します。
モーターの特性を表す言葉。 低速からの加速が「出足」、中間の加速が「行き足」、 最高速の伸びが「伸び」、ターン時の安定感が「回り足」です。 出足型はインの逃げに、伸び型は外からのまくりに向くとされます。
モーターの取り付け角度。上げると直線の伸びが増す一方、 ターンが難しくなります。外から攻める作戦のときに上げることがあります。
成績の指標
2着以内に入った割合が2連対率、3着以内に入った割合が3連対率。 1着率だけでは見えない「安定して上位に来るか」が分かります。 当サイトのコース別データにも掲載しています。
着順に応じた得点の平均値。単純な1着の割合ではなく、 上位に入るほど高い点が付く方式で計算されます。 級別を決める基準のひとつです。
その競艇場での勝率。水面によって得手不得手があるため、 全国の勝率と当地勝率が食い違うことがあります。
競艇場の水面の種類。海水は浮力が大きく艇が伸びやすい、 淡水は伸びにくいなど、走りに影響するとされます。 24場それぞれの水質は競艇場別傾向に記載しています。